13th June 2019

使用するツボは少なく少なく・・・

ツボ

ツボを使う時のお話です(^-^)/


ツボ(穴)は全身にくまなくあります。字からも分かる様に、まさしく「穴」なんです。
皮膚上を軽く触ると、真っ平らではなく、ボコボコしています。
極端に言うと、それ1つずつがツボですが、古代の人々は、その中でもよく効く場所を研究しました。


「○○というツボが△△に効く」というのは、その人々の研究結果ですが、
1つのツボには多くの効能があり、また同じ効能がいくつものツボにありますキラキラ☆
そこから選び出した効能と患者様の体の状態を考え、鍼灸師はツボを選び治療しています。




ツボを選びぬく目的は、2つありますオカメインコ

  • ①ツボを限る事で、治療が体へ与える負担を軽減する。
  • ②体への刺激が一極化し、患者様とツボの相性を明確する。





    ①は、たくさんやればいいと言うものではありません。体の弱い方やご高齢にはやりすぎになってしまい、反対に具合が悪くなります。
    ②は、治療側の話です。どのツボが効いていて、効いていないのかをはっきりさせる為です。
    相性が良ければそのツボを使い、悪ければ別の同じ効能のツボを使うことができます。


    以上、2つの理由から、治療に使うツボは少なくなるよう心がけています。
    数打ちゃ当る戦法は、プロではありません。




    一言で言うと、「やってみないと分からない」という事になります。



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