staffのご紹介


当院では毎年論文発表を行い、技術の研鑽に務めています。



岩田 源太郎 Gentaro Iwata

鍼屋岩田院長

院長メッセージ

〇鍼灸師になった理由
 本当に思いつきです。高校三年生の時に、送られて来た大学紹介の冊子を眺めていた時に、「鍼灸大学」と言う文字が目にとまった事が、鍼灸との最初の出会いでした。元々、親に子供の頃から「貴方にサラリーマン稼業は無理だ。」と言われていたので、自分に出来る事は何か?とは常々思ってはいました。適当且つ個人的な印象で「大学生でキャンパスライフを楽しめて、尚かつ、医療系の資格まで取れるのは、お得だ。医療系なら食いはぐれもない。」という安直な理由でした。
 それが、今では鍼灸の世界にどっぷり浸かり、医学文献の研究活動までしているのですから、人生何が起きるか分からないものだと思っています。知的好奇心は、豊富なようです。



〇「鍼屋岩田」の鍼灸でしか出来ない事
 「鍼屋岩田」で行っている治療法は、私自身が実際に受けてみて、最も効果があり、感動した治療法を提供しています。 残念ですが最近では、マッサージのオマケや、リラクゼーションや癒しといったもの、整形疾患のみ効果が有るといった偏った扱いが、大きく見た鍼灸を取り巻いている現在の状況のようです。まだ、未熟者でありますが、東洋医学を勉強している人間からすると、それは非常に残念な事です。
 「鍼屋岩田」は、様々な鍼灸を取り巻く状況がある中で、東洋医学のみの知識を用いた治療にこだわっています。これは、西洋医学に対して、全く別のアプローチが可能で有り、それにより、今まで解決しにくかった体の問題を解決することが、可能で有ると思っています。分かりやすく言うと、自然治癒力を最大限発揮させ、体全体の問題をまとめて解決するようにする、と言うのが「鍼屋岩田」の治療における最大の特長です。
 患者様の過去から今にかけて体の善し悪し積み重ねと、今現在の体の状態を判断治療し、そしてこれからの体を見つめることが出来る、それが出来るのも「鍼屋岩田」の鍼灸ならではです。

学会発表 
  日本鍼灸史学会  日本医学史学会
 2003年  江戸時代初期の鍼灸書に見る鍼の刺入深度
 2004年  江戸初期諸流派の治療穴
 2005年  吉田流の鍼灸
 2006年  吉田流諸本における主治病證の比較
 2007年  匹地流の鍼灸書について『病論俗解集』について
 2008年  匹地流の鍼灸書について・第2報 江戸前期における収録病證の変遷
 2009年  匹地流の鍼灸について・第3報
 2010年 『鍼灸聚英』の研究・第1報 −構成について− 『鍼法秘粹』について
 2011年 『鍼灸聚英』の研究・第2報『獅子流秘本西村鍼灸秘録』について     
 2012年 『鍼灸聚英』主治条文の典拠について『意心流百病指南』について
 2013年  扁鵲新流の研究 第1報『針別伝奥義之次第』について
 2014年 『松甫集』の検討 刊本『鍼灸五蘊抄』について
 2015年  扁鵲新流の研究 第2報『鍼灸五蘊抄』の選穴について
 2016年  雲海士流の研究 第1報 刊本『鍼法秘傳抄』について
 2017年  雲海士流の研究 第2報『鍼灸遡洄集』について
 2018年  雲海士流の研究 第3報
 2019年  雲海士流の研究 第4報
 2020年  雲海士流の研究 第5報
 2021年  雲海士流の研究 第6報
 2022年  『鍼灸説約』について
 2023年  『灸古義』について

岩田 典子 Noriko Iwata

岩田典子

メッセージ

〇鍼灸師になった理由
 小さい頃から、人体のしくみに興味を持っていました。その事が高じて、生物が得意教科になり、将来の仕事も人の体に関係した職業にしたいと思っていました。
もちろん、医師や看護師も考えたのですが、父の薦めがあったこと、専門を問わず、幅広く人と関われること、東洋医学という未知の分野を探求してみたかったことを理由に鍼灸師への道を進むことになりました。


〇自身の思う「鍼屋岩田」の鍼灸でしか出来ない事
 今の時代、鍼灸は腰痛・肩こりだけの治療と考えられています。しかし、東洋医学は、西洋医学とは違った見解で、体を診る事ができる技術です。「鍼屋岩田」の鍼灸は、自然治癒力を高め、引き出す事を目的としています。治癒力を高める事で、苦痛を解消する時間が短縮され、よりよい日々の生活を送るサポートが出来ればと考えています。


〇患者様に向けて一言
 初めての場所で初めての先生に施術されるという事は、とても緊張する事です。少しでも安心して受けて頂けるよう患者様との会話を大事にしています。体の疑問や日常のささいな不安については、お気軽におたずね下さい。

鍼屋岩田のBLOG〜鍼灸ってなんとなくイイ!〜 では、自分を治療するカルテと気になった健康情報や雑記を随時更新中!鍼灸初の方は是非どうぞ。

学会発表 
  日本鍼灸史学会  日本医史学会
 2004年 是動病、所生病と蔵府病證
 2005年 北宋の鍼灸1−哲宗以前−
 2006年  南宋の鍼灸1−乾道年間以前−
 2007年  南宋の鍼灸3−嘉定年間以前−
 2008年  金代の医薬書中にみる鍼灸条文について 『医説』巻第二・鍼灸の典拠について
 2009年  明代の鍼灸2−永楽〜弘治年間− 北宋以前の漢籍に見える『内経』経文
 2010年  明代の鍼灸4〜『普濟方』の鍼灸〜 宋代の漢籍に見える『内経』経文
 2011年 『普濟方』の鍼灸 第2報『史記』扁鵲倉公列伝の張守節注に
 見える引用経文
 2012年 『普濟方』の鍼灸 第3報『天中記』にみえる医経の引用について
 2013年 『聖済総録』の鍼灸『類説』に見える医経の引用について
 2014年  南宋の鍼灸について〜金代鍼灸との比較『五行大義』にみえる医経の引用について 
 2015年  明代の鍼灸5〜薛己の鍼灸〜 宋元以前の類書などに見える医経経文の総括  
 2016年  明代の鍼灸6『鍼灸節要』に見える医経の引用
 2017年  明代の鍼灸7〜万歴年間その1〜 万全の鍼灸
 2018年  明代の鍼灸8〜万歴年間その2〜
 2019年  明代の鍼灸第9報 -泰昌~崇禎年間-
 2020年  明代の鍼灸 第10報-補遺その1-
 2021年  明代の鍼灸 第11報-補遺その2 『景岳全書』の鍼灸①
 2022年  明代の鍼灸 第12報-補遺その3『景岳全書』の鍼灸②
 2023年  清代の医薬書中にみえる鍼灸〜順治年間〜『小学紺珠』にみえる医経の引用について