鍼屋岩田で使用する道具をご紹介いたします。
それぞれの道具には特性がありますので、適宜使い分けて体を治療します。
治療で主に使用。
銀の鍼で、長さ約6㎝、太さは0.15㎜(髪の毛ぐらいの太さ)です。
放射線滅菌が施されたディスポーザブル(使い切り)タイプをお一人お一人、新しい鍼を使用していますので、細菌やウイルスに感染することはありません。
長さは、約11㎝。
クロムメッキ仕上げで、バネの反動で鍼先を調整して使います。この鍼は、ご覧のように鍼先が丸くなっており、ここを皮膚に軽く当てるだけです。
痛みや感染症の心配はありません。お子さん(小児はり)や鍼の怖い方でも安心して受けて頂けます。
底辺は約1.5㎝、高さは約1.5㎝。
小指の先ほどの大きさです。
体の広範囲を温め、血行を促進します。
知熱灸は、すべてを燃やすのではなく、患者さん自身があたたかさを感じた時点で取り去ります。
その名の通り、糸のように細いお灸です。とても小さく、局所的な治療に効果的です。
施術の最後に特定の場所にお灸をすえる事で、治療の効果を高め、長続きさせる効果があります。※写真では大きさ比較のために隣に米粒を置いています。
糸状灸は「熱い」と感じる時間はなく、楊子でツンとされた程度の刺激です。火傷(やけど)にもならず「熱さ」を我慢する必要もありません。