鍼灸師は、国家資格です。専門の教育機関で、3年または4年のカリキュラムを終了した後に、国家試験を受験し合格した人を指します。
よくあるご質問
このページでは、よくあるご質問を掲載しております。そのほかのご質問は直接ご連絡ください。
鍼灸について
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鍼灸師は、国家資格ですか?
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鍼灸は、どのような疾患に効果がありますか?
世間的には、肩こり、ぎっくり腰、変形性膝関節症、五十肩等の整形外科的疾患に有効だと思われています。しかし当院では、それ以外にも生理痛、偏頭痛、円形脱毛症、花粉症、喘息など様々な疾患に効果をあげています。
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なぜ鍼灸で痛みがとれるのですか?
当院で行っている伝統的な鍼灸の考え方では、人体は日々生活をしていく中で、様々な負荷(精神的なものや、暑さ寒さなどの外気の影響等)を受け続けていると考えます。この様々な負荷により血の巡りが悪くなります。そして色々な場所にコリや詰まりが生じます。それらが痛みや諸症状の原因となります。鍼灸は鍼と灸を使って、これらの問題を血の巡りを改善することで、痛みをとっていきます。
施術について
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施術時間は、どれぐらい掛かりますか?
体の状態にもよりますが、初診の場合で1時間程度、2回目以降は約30~40分です。
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服装は、どのような格好で行ったら良いですか?
肩や背中、ひじ、ひざが出せる服装ならば、大丈夫です。
女性の方は、キャミソールの様な物を着衣して来院して下さると、非常に助かります。 -
感染症が心配なのですが・・・
当院で使用する鍼は、一回一回使い捨てです。
なおかつ滅菌済みの物を使っています。従って、鍼による感染症の心配は有りません。 -
妊娠中ですが、鍼灸治療をうけても大丈夫でしょうか?
体調を把握した上で治療を致しますので、問題は有りません。
当院では、つわりの改善、安産のお灸や逆子の治療など、妊娠者向けの施術もあります。
通院について
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一回で治りますか?
鍼灸は魔法では有りません。ごく稀に、一回で症状が取れたりする事がありますが、その多くは、患者様が日頃からご自身の体に対して、しっかりとメンテナンスが出来ている場合です。
鍼灸は鍼とお灸で体に刺激を与える治療法ですが、その効果は、その人の消耗の状態によって大きく変わります。そのため、治る早さは個人差があります。
当院における消耗の指標は、大小便、食事、睡眠などの日常的な生活の状態と脈診で判断させて頂いています。 -
続けた方が良いですか?
続ける事は、体にとってとても良い事です。体の『お手入れ』という考え方が大切です。
症状が出てから対応するのではなく、普段から定期的に鍼灸を続けることにより、確実に体力の底力がついていきます。体力の底力がつくことで、病気になりにくくなり、仮に症状が出ても早期回復が可能となります。 -
どのくらいの間隔で通院したら良いですか?
個人差があります。当院では、症状のつらい間は日数間隔(週2回くらい)を詰めて通っていただき、症状が落ち着いてきたら、日数間隔をあけて(10日に1回、週1回など)という具合に、体の調子に合わせて通院間隔を調整する事をオススメさせて頂いています。その上で、話し合いながら治療計画を立てていきたいと考えております。
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何回続けて通えば良くなりますか?
その人それぞれの体の状態によります。当院の一つの目安として、週一回で6回ほど続けると、症状、生活動作、体質面での変化を、実感していただけると思います。
余談ですが、私の祖母(80代後半)は、週一回の治療を7年以上、続けています。心筋梗塞2回、脳梗塞1回、大腿頚部骨折1回等色々と病を経験しましたが、現在でも家の中では、杖なしで歩き回り、本を読んだり、日常生活に何の問題もなく楽しく生活しています。